今日は先日読んだ本「療育なんかいらない!」について紹介します。

著者は佐藤典雅さん。

このお父さん、とても活動的です!

自閉症の息子さんのためにより良い環境を求め、アメリカに転居します。

帰国後も、息子中心の生活というか、息子の自閉症に対応できる施設を自ら作っていくという・・・

誠にバイタリティあふれる人の著書です。

簡単な中身と、読んだ感想をまとめてみます。

 

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本の内容ダイジェスト

↑この王座に座っているのは著者は佐藤典雅さん!?

後ろの方で遊んでいるのは、息子のがっちゃん!?

楽しそうですね~

 

では、「もくじ」をもとに、あらすじを簡単にまとめます。

 

第1章 「子育ての常識」は、すべて疑ってみる

発達障害を持つ子は不幸かどうか考えます。

「不憫」に思うのも失礼だし、「差別」意識が身内からスタートする例もある

と言うお話です。

第2章 激しく燃える「療育信仰」

「療育」でできること、できないことを考えます。

療育は、その子が持っている力を伸ばす助けはするけれど、

その子の能力以上のことまではさせられない。

と言うことです。

どうその特性と付き合えるようにしていくか、

が最も大切だという話。

第3章 療育なんかいらない!

筆者の家族がアメリカで経験したことを元に

療育のあり方を考えます。

療育効果か自然成長かの境界はあいまいだし、

ABA(応用行動分析)も成長してきた自閉症の子には

あまりきかなかったという話。

第4章 今までになかった「居場所」をつくる

閉鎖的な福祉の世界を打ち破ろうとしている

筆者の活動がまとめられています。

第5章 日本の福祉と学校は、なぜダサい?

管理・禁欲・閉鎖的な現状など、

福祉のセンスのなさを指摘しています。

第6章 子育ての本質は”楽しむ”こと

悩むことは子育てをしていると必ずあるので、

悩みを解消する方法を考えています。

同年代の子の親だけで集まるのではなく、

先輩の子の親と話すことで、わかることがたくさんあるという話。

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感想

読んでいて、正直、気持ち良かったです。

福祉の世界、少ししか経験していませんが

どうして福祉関係の人の多くはセンスがないのか

と言うことにとても合点がいきました。

華やかな人も、たくさんいますが、

割合としては「真面目」「控えめ」「冒険しない」

という人たちがこの業界には多い気がします。

その仕事につく人たちの「特性」が表れるんでしょうね。

 

さて、この本を読んで一番納得したのは

その人のアカデミックレベルは生まれた時から決まっている。

ということです。

療育にせよ、教育にせよ、

持って生まれた能力を最大限引き出す

ということを目標に教える方は努力するわけですが、

その「持って生まれた能力」が外からは見えないだけに

ゴールの設定が難しいんですよね。

結局は、子どもたちが

生き生き、伸び伸び

生きているかどうかが、一番の目標になるんだと思います。

 

それぞれがそれぞれの人生を充実したものにできるように

工夫していかないとなぁ…と感じさせる良書でした。

やっぱり、アクティブに生きるって、いいですね。

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