「レイナが島にやってきた!」のあらすじ・ネタバレと読書感想文を書く時のヒントを紹介しています。

 

読書感想文の本、何を読もうか迷いますよね。

読んでみてから、この本、ちょっと感想文書き難いかも?なんてこともあるものです。

ここで事前にチェックしてから読んでみると、ストーリーの要点を把握しやすいと思います。

 

更に読書感想文の書き方も紹介しているので

 

今から読書感想文の本を選ぼうと考えている人たちの参考になればうれしいです!

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作者は東京出身の方ですが、実際に沖永良部島にすんでいるので、島の描写はピカイチですよ!

 

 

「レイナが島にやってきた!」の一言あらすじと主な登場人物

「レイナが島にやってきた!」は、日本の物語で、中学年課題図書にもなりました。

  • 著者・・・長崎 夏海さん
  • 挿絵・・・いちかわ なつこさん
  • 出版社・・・理論社

 

一言あらすじ 

南の島(おそらく沖永良部島)に住む優愛の学校に

レイナ(麗菜)という女の子が、神奈川県の施設から里子として引っ越してきて

「島の女の子」になるまでを描いた物語。

 

主な登場人物

優愛(ゆうあ)・・・この物語の主人公4年生の女の子
おしゃべりはゆっくり。
転校してきたレイナと仲良くなりたい気持ちが強い。

 

レイナ(麗菜)・・・神奈川県にある児童養護施設から、島の女性の里子として引っ越して来た女の子。
おしゃべり好きでとても早口、機関銃のようにしゃべります。
サッカーも得意。
一度目の里親とはうまくいかなかった過去があるようです。

 

若菜(わかな)・・・小学校3年生の女の子。
1学期に優愛の通う学校に転校してきたけれど、転校してから一度しか学校に来ていなかった。
レイナとはなぜかよくいっしょにいます。

 

和真俊哉・・・優愛のクラスメイト。

 

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主なあらすじ(ネタバレを含みます)

2学期の始業式。

沖縄からほど近い人口一万三千人ぐらい、一周約50キロの小さな島にある小さな学校に、神奈川県から転校生がやってきました。

児童養護施設から林さんの里子として引っ越してきたレイナという女の子で、初日から遅刻してあらわれます。

遅刻したのは「よんどころない理由」。

(ランタン注;「よんどころない理由」とは、里子として再び失敗しないように、家でそうじやせんたくをしてきたと思われます。)

3人しかいない複式学級でただ一人の女の子だった優愛は、レイナと早く仲良くなりたくて仕方がありません。

 

レイナはお喋りなだけではなくて、とてもマイペース。

そうじの時間にはどこかに行ってしまいます。

彼女がいたのは、校庭にあるとても大きなガジュマルの木の上。

木の上にはなぜか、学校に全然来ていない若葉ちゃんもいて、優愛には不思議に思うことがいっぱいおこります。

 

レイナはいつも一方的におしゃべりをするので、優愛はいつも聞き役です。

優愛はレイナともっとおはなしがしたいのですが、レイナは放課後はそうじもやらず、走って帰ってしまうほどいそがしくて、一緒に遊ぶことがありません。

そこで、クラスメイトの和真と俊哉と優愛で、走って帰るレイナを尾行することにします。

レイナはサトウキビ畑の中を海に向かい、すぐに家に帰ります。

そして、家のお手伝いを始めたのです。

お手伝いをほとんどしたことのない3人はびっくりし、理由を考えます。

優愛も何だかかわいそうに思ったわけではないけれど、胸がきゅうとなりました。

 

たまたま早起きした優愛は、レイナとお話ししようと早くに学校に行きます。

そのおかげでレイナと二人きりになれたのですが、レイナは(音楽プレーヤーにつながっていない)イヤホンを耳にはめていて、おしゃべりをすることはできませんでした。

さらに、レイナはうしろからあいさつしながらだきついてきたみくちゃんをつきとばしてどなります。

そして、学校を早退してしまいます。

 

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次の日から、レイナは学校に来なくなります。

クラスの友達は本土(本州)にかえったのかもしれないと心配になり、優愛はレイナの家に向かいます。

レイナは発熱が続き、お腹もいたいので休んでいました。

それでもそうじとせんたくの仕事をしようとします。

理由はレイナが今回のママに引きとられるために「仕事ができる」とプレゼン(アピール)したためなのでした。

つまり、レイナは里子になった時の「ケイヤク(契約)」を守るために努力していたのです。

でも、病気になることでそうじやせんたくが出来ない日が続き、レイナは「ケイヤクはきかも」と心配になります。

さらに、里親のお母さんからは、「はたらくな」と言われて、レイナは不安になります。

 

実は、みくちゃんをつきとばしてどなったのには理由がありました。

レイナが1年生の時に、別の里親にひきとられたことがありました。

里親のママが料理をしていたとき、レイナは甘えるつもりで後ろからだきつきました。

突然だきつかれて驚いたママはなべをひっくり返し、レイナは熱いスープをかぶってしまったのです。

そのできごとが原因で最初の里親とはうまくいかなかったこともあり、レイナはケイヤクを守ろうと努力していたのです。

 

レイナが自分の心配事を優愛に話した後、レイナはすっかり元気になって学校に来るようになります。

レイナのお話が上手なので、休み時間はクラスの友達みんながレイナの周りに集まります。

いつの間にか学校に来なかった若葉ちゃんもそこに加わっています。

そしてレイナは教室そうじをいっしょにするようになりました。

 

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日曜日、不登校の若葉ちゃんが優愛の家に来ました。

優愛と若菜ちゃんは、レイナのおかあさんが働いている子ども園に行って、ケイヤクを伸ばしてもらうようにお願いします。

 

若葉ちゃんは、レイナに「きくのも自由・答えるのも自由」と言われたので、レイナに色々質問しています。

レイナが「ここにいていいのかなあ」と思っていることやレイナがどうして施設にいたのかをレイナから聞いて知っていました。

優愛は、きいたらいけないことだと思っていたので、びっくりしてしまいました。

 

若葉ちゃんとのお話をしているのは夕方でした。さよならの色(夕焼け)を見ながら優愛は自分たちが夜のおわりを見たことがないことを思いつきます。

そして、優愛・若葉・レイナの三人で朝早く起きて夜のおわりを見に行くことにします。

 

次の日の朝、まだ暗い中起きだした三人は浜に出かけ、朝の始まりに立ち会います。

そこでレイナがおかあさんから「けいやくなんて言うな、むりして家の仕事するなっておこられた」ことを優愛はきき、レイナがずっと島にいられることを知り、うれしくなりました。

 

感想文のヒント

①自分の身近に転校生がいれば、その人がどうやってクラスにとけこんだかを書くといいかもしれません。

②新しい環境で友達ができるまでの自分の経験と、レイナと優愛の関係を比べるといいですね。

③児童養護施設と里親って、どんな仕組みなのか、調べてみてもいいですね。

ちなみに児童養護施設は全国で600か所ほどあり、約3万人の子どもが生活しているようです。

最近では虐待された子どもたちが預けられる例が増えているようですが、レイナは両親がなくなったということでしたね。

また、里親というのは、理由があって家で暮らせなくなった子を、親に代わって保護者をするという仕組みです。

本当の親子のように生活することで、子どもがより健全に育つようにしていく、国の制度なんですよ。

 

④お話の舞台はおそらく沖永良部島です。公式観光協会のサイト、とてもきれいなので、見てみましょう。

自分の住む町と比べてみると面白いですよ。

参考サイト「おきのえらぶ島観光協会」

http://www.okinoerabujima.info/

 

ポイントは「比べる!」

登場人物と自分を比べることで、自分のことについて深く考えることができます。その考えが具体的なエピソードなどを入れながら表現して、1200字でまとめてみましょう。自分の目で見た体験を、自分なりの言葉で書くと、読む人を感動させられます。

 

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感想文の書き方・順番の例

こんな順番で書くと、感想文がまとまりますよ。

①舞台となった学校と、自分の通う学校を比べてみましょう。どんな所が似ていて、どんな所がちがうかを、比べましょう。
学校の大きさ、学校にあるもの、通っている子どもの数、学校の雰囲気など、色々ある中で、特にちがいが目立つものをピックアップしましょう。

沖永良部島の情報は、公式観光サイト

おきのえらぶ島観光協会

http://www.okinoerabujima.info/

に詳しくのっています。日本一のガジュマルについての情報もありますよ。

 

②クラスの人数のちがいと、友だちの仲良くなり方を比べてみましょう。
レイナが通うことになった学校は小さな学校で、4年生女子はレイナが来るまでは一人しかいませんでした。
あなたの通う学校はどうですか。
そして、仲良しはどうやってできましたか。

 

③身近な人に転校生がいたら、その人とどうやって仲良くなったか、もしいなかったら、新しいクラスになった時に、仲良しはどうやってできたかを考えて書きましょう。

 

④レイナは「ここにいてもいいのかな」という気持ちを持って生きています。
それはなぜなのか、考えましょう。
児童養護施設で育てられていたレイナにとって、この島はまだ「ふるさと」ではないのですね。
どうしたら「よそもの」の気持ちをなくすことができるのでしょうか。きっと、心の底から里親のお母さんを「おかあさん」と呼べる時ですよね。

 

⑤自分は、自分の住む町になじんでいると思いますか。
思うなら、自分の町のどんな所が好きか、名物ではないものを使って表現しましょう。
近所でのお付き合いの出来事や、毎日当たり前に行く公園やお店なんかを話題にして、「地元愛」を語るのもいいですよ。

 

⑥レイナと優愛はこの先、「島の友達」としてきっと仲良くしていきます。
そして書いているあなたも、友だちと、自分のふるさとで、仲良くしていきたいと言う気持ちを表現しましょう。

 

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最後に

ここであらすじを読んで、この本面白そう、感想文書きやすそう!と思ったら、ぜひ実際に「レイナが島にやってきた!」を読んでみて下さい。

小学生の子供が、里親との関係を「ケイヤク」と言うなんて、痛々しいことです。

というのは大人の意見。

小学校の中学年の子どもが読んだ時に、どう感じるのか、何を考えるのか。

ガッツリ感情移入して読んで、自分の感情を言葉で表現してみて下さい!

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