学校の先生たちは子ども達が学校に来て

学校で楽しく過ごしてほしいと願っています。

では、不登校の児童に対して、学校は何をしているのか?

自分の知っている学校の場合をまとめてみました。

あくまで一例で全ての学校に当てはまる訳ではありませんので、その点は御理解下さい。

 
スポンサーリンク

不登校の原因・きっかけは様々

子どもが不登校になる原因は様々です。

文部科学省の調査では、平成26年には

全国で約2万6千人の小学生が不登校になっていました。

それぞれいろんな事情を抱えています

本人・家族・友達関係など、様々な要因が重なっていることが多いです。

 

不登校が起きた時

小学校で不登校を最初に察知するのは担任か養護教諭です。

連続して休むことがある、最近、表情がさえない、一人ぼっちでいることが多い。

などと子どもの様子を感じたら、まずは担任が動きます

担任が保護者に電話したり、本人と話したりして未然防止に努めます

児童は担任と話し、思いを聞いてもらい、解決策を担任と共有することで

多くの場合は気持ちは落ち着き、前向きに学校に来れるようになることが多いです。

スポンサーリンク

ケース会議で原因や対応方法を検討

しかし、担任や養護教諭の努力むなしく、不登校の状態になる子どもはいます。

なかなか学校に来れない、学校に居場所がないと子どもがなった場合に、学校はどうするのか。

「教育相談」という不登校傾向の児童を対象とした分掌がある学校は、担当の先生の呼びかけで

「ケース会議」を持ちます

ケース会議には担任、教育相談担当の教員や養護教諭・教務主任・最終決裁の権限を持つ管理職が参加します。

会議では、不登校傾向にある児童の家族関係や友達関係を確認し、

適切と思われる方針を検討し、不登校の解消に向けた取り組みを進めます

スクールカウンセラーや外部機関との連携についても、ここで話し合われます。

そして、基本的には担任任せにせず、チームで担任をサポートしながら取組を進めます。

 

保護者懇談で「協力体制」を築く

ケース会議で検討したことは、多くの場合、保護者の協力がないと進みません

なぜなら、不登校の児童は学校に来ている訳ではなく、1日の大半を家で過ごしているからです。

そこで大切なのが保護者との懇談です。

不登校改善のために学校と保護者が意見を共有しつつ協力して取り組むことがとても重要になってきます。

児童の様子を最も知っているのは保護者です。

保護者の方は子どもの様子、子どもとどのように関わっているか

是非教員と共有して下さい。

情報を共有することで、見えてくる糸口はきっと見つかります

個人的には、親子のやり取りをシナリオのように記録しておく方法がおすすめです。

記録をとることで、保護者と子どもの関係が、見えてくることがあるからです。

スポンサーリンク

家庭訪問でつながりを保つ

保護者と担任がつながるだけではもちろんだめで、

不登校となった児童との関係を保つことはとても大切なことです。

担任は不登校の児童と電話をしたり、家庭訪問で顔を見たりして

関係がきれないように努力します

特に家庭訪問は、毎日できるわけではありませんが

子どもの表情や元気さを確認できる貴重な場となります。

 

学校に対するハードルを下げていく

多くの場合、不登校の児童は学校に行くことへの抵抗が大きいものです。

学校で行われるケース会議でも、どうやってこの抵抗を下げていくかがよくテーマになります。

自分の知る限りでは以下の流れを想定することが多いです。

  1. 放課後登校
  2. 午後別室登校
  3. 朝から別室登校
  4. クラスに戻る時間を検討
  5. 朝から教室登校(不登校状態の完全解消)

だれもいない放課後に登校して連絡帳を書いて帰る段階から

少しずつ目標を上げ、学校に対する抵抗を減らしていきます

学校にいる状況が当たり前になってきたら、

クラスの子供たちと関わる時間も作ることができ、

不登校の改善解消への道が見えてきます。

別室とは保健室かもしれないし、特別な部屋があるかもしれませんが、

それは受け入れる学校の人的な余裕などに左右されます。

でも、まず学校に行けることが、完全解消に向けては最も大切なことです。

そして、学校はきっといろいろなことができます。

だれかが対応することは、きっとできます。

スポンサーリンク

不登校解消後

上に書いた流れで不登校が解消したとしても

実は油断は禁物です。

児童の心は揺れ動くものなので、毎日学校に行けるようになっても

保護者も児童の様子の観察を怠らないようにし、

不登校の予兆を感じておくことが必要です。

それは、担任・養護教諭もしていることで、

児童の様子の交流は、定期的に行う必要があります。

また、交流することで、担任の先生と保護者には信頼関係が生まれるので、

是非、情報共有は続けていくべきです。

 

最後に

子どもが不登校になった保護者は普通、相当悩みます

育て方が悪かったのか、本人が悪かったのか、友だち関係が悪かったのか・・・

原因は複合していることが多いので、

やはりまずは担任の先生に相談することが大切です。

担任の先生を通して、他の先生方がチームで解決策を話し合う事で

きっと解決の糸口は見つかります

一人で悩まずに、いろんな人に相談してみてくださいね。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

参考になりましたでしょうか。もしあなたのお役に立てたのなら、嬉しいです。

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク