予想外の出来事、経験したことありますか?

大人だって子どもだって、一つぐらい予想外の経験をしたことはあるでしょう。

この物語のルラルさんも「えっ!」と言う経験をしますが

対応が素晴らしかった!

低学年が読書感想文を書くのにもとてもいい本です!

ルラルさんの気持ちを考えると良い感想文になりそうですよ!

 

「ルラルさんのだいくしごと」って、どんな本?

「ルラルさんのだいくしごと」は、2018年の低学年の読書感想文課題図書です。

絵本なので、とても読みやすいし、考えさせてくれる良書です。

ルラルさんシリーズ8作目です。

作者について

作者のいとうひろしさんは、1957年生まれの児童絵本作家。

早稲田大学教育学部を卒業し、たくさんの作品を発表しています。

このルラルさんも原形は学生時代の頃(つまり40年前!?)にはあったそうですよ。

予定通りにいかないこと、思う通りにならないことの中に

いいことや幸せを感じられるといいな

という思いが作品には込められているようです。

(大人でも旅行好きな人は、予定通りもいいけれど、ハプニングが思い出に残りますよね。

いとうさんは、絵本の中に予定外のハプニングを起こして、物語を進めているんですね。)

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主な登場人物

ルラルさん

この物語の主人公。

第1作の20年前に発表された「ルラルさんのにわ」では

完ぺき主義のこだわり派だったのですが、

起こったことを

「まぁいいや。これでいいんだ」と受け入れられるようになっていきます。

この「ルラルさんのだいくしごと」でも予想外のハプニングにも悠々と対応してしまいます。

 

にわのみんな

庭には色んな動物が住んでいます。

ねずみ・ねこ・いぬ・ぶた・うさぎ・さる・かえる・わに・かめ

と、個性豊かなメンバーです。

 

ひとことあらすじ

ルラルさんが屋根の修理に登ったハシゴがはずれてしまい、

落ちているはしごでにわのみんなが遊びに行ってしまうお話。

 

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あらすじ(ネタバレです)

ルラルさんは色々な大工道具を持っています。

イスや机などたいていのものは自分で作れます。

ある日ルラルさんは、雨漏りを直すために屋根に登り

屋根を修理しました。

修理を終えた時

ハシゴが外れて落ちていることに気づきます。

にわのみんなに助けを求めたのですが、

にわのみんなははしごを電車ごっこに使い

遠くに行ってしまいます。

屋根に取り残されたルラルさんは

ゆっくりのんびり空を見て過ごします。

地球がまわっていることを感じながら過ごします。

夕方、にわのみんなが帰ってきて

楽しかった経験を話します。

ルラルさんはニコニコとそのお話を聞くのでした。

(終わり)

 

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読書感想文のヒント

①ルラルさんの行動と、自分の経験を比べてみる。

ルラルさんの困った時の態度、素晴らしいですよね。

にわのみんながはしごをかけてくれるだろうと思っていたら

どこかに行ってしまったのに、

怒りもせず、空を見て過ごす。

あなたにはできるでしょうか?

ながれる雲をぼんやりながめること

やったことない人もいるかもしれませんよね。

自分の経験と比べながら作文していくと

面白い感想文になるでしょう。

②にわのみんなの気持ちになって書く

にわのみんなの一人(一匹?)になったつもりで

作文してみても面白いかもしれません。

自分はルラルさんのことをどう思っているのか。

他のにわのみんなとの楽しい過ごし方とか

自分が友だちとどうかかわっているのか、

大人とどうかかわっているのか

が書けると、

これから自分はどうしていきたいか

につながりますよ。

 

ポイント

自分の経験とルラルさんの経験を比べると、

伝えたいことがよりはっきりと浮かび上がります。

自分の経験を思い出しながらルラルさんの行動と比べましょう。

 

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こんな順番で書いてみてはどうでしょう

①自分が経験した、予想外のトラブルについて書いてみましょう。

きっと誰もが予想外の経験をしたことがあるはずです。

 

例えば・・・学年が変わったのに前の学年の教室に入ってしまった

とか、小さなことでもいいんですよ。

そして予想外の経験をした時に

あなたがどうしたかまで書けるといいですね。

 

例えば・・・前の学年の教室に入ったことを先生に話したら

「前の教室のこと、よく覚えてたんだね。」

とか色々反応があったはずです。

②ルラルさんの予想外の出来事への対応について書きましょう。

この物語では、にわのみんなははしごを使ってどこかに行ってしまいます。

ルラルさんは予定していたことができなくなったのですが、

空を見て、地球が回っていることを感じて過ごします。

 

その時、ルラルさんは何を考えていたのでしょうか。

考えていたことを想像して作文するといいですよ。

 

たとえば・・・

あぁ、今日もいい天気だな。雲もとってもきれいだし、

久しぶりにのんびりできてよかったな。

とか思っているのかもしれませんね。

 

それから、

にわのみんなは、いつ頃帰ってくるかな。

にわのみんなは、遊びを考えるのが上手だな。

とかも思ったかもしれません。

 

ルラルさんになったつもりで書いてみましょう。

 

③自分も、ルラルさんのように、ぼんやり空を眺めてみましょう。

10分だけでもいいです。

屋根の上でなくてもいいですが

河原とか、少し開けたところで何も持たず、

10分間、空を眺めてみて

考えたことを書きましょう。

 

きっと1分でも長く感じる人はいますが、

地球が回っていること

風が吹いていること

色んな音が聞こえてくること

を感じましょう。

そして今、自分が空をながめている時にも

色んな人が色んなことをしていることを考えて書きましょう。

お父さんは仕事をしている。

お母さんも仕事をしている。

友だちは誰かと遊んでいる。

ぼく(わたし)は空をながめている。

 

みんなが何かをしていることを書きましょう。

 

④ルラルさんから見習いたいことをまとめましょう。

ルラルさんは、予想外のことが起きた時にも

落ち着いてその状態を楽しみました。

自分も、予想外のことが起きた時にも

その予想外の出来事を楽しむようにしていきたい

と、まとめましょう。

例えば

間違えて前の学年の教室に入ってしまった時

その教室にいる下の学年の子供と友だちになるようにする。

とか、せっかくの出来事を楽しめるようにしたいことを書いてまとめましょう。

 

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さいごに

予想外の出来事にどのように対応するかというのは、

まさにこれからの時代の子どもたちに求められていることですよね。

教科書の暗記ではなく

学んだことをどう生かしていくか

を常に考えられる力が人生を楽しむうえでも大切だということが

この物語を通して考えられるといいですね。

低学年の子どもの頃から

「こんなことがおこったらこうしよう」

という思考を楽しむ練習が

この感想文でできたら幸いです!

 

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