
ここでは小学校の高学年向けの本、「チキン!」の
- 簡単なあらすじ
- 読書感想文の書き方のヒントとポイント
を紹介をしています。
この本を読めば、友だちとの関係が今までよりもっと、素敵な関係に変われるかも?!
「チキン!」作者と登場人物
- 著者:いとうみく作
- 絵:こがしわかおり
- 出版社:文研出版
主な登場人物
日色 拓(主人公)
6年1組の男の子。どちらかというと事なかれ主義でおとなしい。
麻子さん
拓(主人公)の住むマンションの隣の家に住んでいるとてもやさしいおばあさん。拓に将棋を教えてくれたり、色んなことを話してくれる。
真中 凛
6年1組(拓のクラス)に転入してきた女の子。曲がったこと、正しくないことにはとことん正しいことを貫き通す。麻子さんの孫。
仙道さん
6年1組の女子の中でボス的存在。クラスの女子たちは、彼女を気にしながら、彼女に合わせて生活している。
「チキン!」主なあらすじとポイント
転校生の真中さんは、あることが原因で正義感が強すぎるのです。
だからいつも真中さんはトラブルばかり起こします。
そんな真中さんですが、正義感だけでは人と人との関係はうまくいかないということを、少しずつ学んでいくのでした。
「チキン!」を読みながら押さえておきたいポイントは
- 正しいことを押しとおすことが正しいことか。
なぜ真中さんはまわりの友達とうまくいかなくなってしまうのか。 - 自分のクラスは、物語と比べて、どんな様子かを比べてみる。
だれかに気を使ってビクビクしている人がいますか? - 自分はクラスでどんなふうに行動しているか。
これからどうすべきか考えてみる。
などですね。
真中さんとは逆ですが、人とトラブルにならないように、周りの意見に合わせすぎてしまう人もいますよね。
あなたは、真中さんタイプ?
それとも…
さて次は、読書感想文の書き方をお伝えします!
「チキン!」感想文の書き方とヒント
どんな切り口で書くと読書感想文を無理なく書けるのか、ヒントになることを具体的にお伝えしますね。
書き方の最大のヒント「比べること!」
読書感想文を書く時のポイントは「比べること」です。
登場人物と自分を比べることで、自分のことについて深く考えることができます。
「比べて考えたこと」を具体的なエピソードなどを入れながら表現すると、上手に読書感想文を書くことができます。
文字数の目安は1,200字(400字詰めの原稿用紙3枚分)
自分の目で見た体験を、自分なりの言葉で書くと、読む人の心を動かせる感想文になると思います。
最後に
自分が正しいと思ったことを、周りの人に押し付けてトラブルになる…。なんて大人の世界にもよくあることです。
最近では脳科学者の茂木健一郎さんが、「日本のお笑いはオワコン」と発言しちゃってトラブルになってました。
何十年も生きてきた人も、高学歴な人でもこんなもんです。
相手を否定する前に、分かり合えるように歩み寄るって大切なんですね。
ステキな読書感想文が書けますように。
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