
我が家族は、いわゆる地方在住。
子どもの学校の選択肢は公立の学校のみなのですが、
最近選択肢に加わったのが公立中高一貫校です!
息子は受験して入学しました。
入ってよかった!
と思える点がいくつもありました!
公立中高一貫校のメリット
ここでは、自分の息子が中高一貫校に行ってみて良かったことを紹介します。
優秀な人材が集まる
都会でも田舎でも勉強ができる子どもは一握り。
各クラスに1~2人程度です。
どうしてもクラスの中では「天狗」になりがちです。
でも公立中高一貫校には
勉強ができる子が集まるので、
井の中の蛙になることなく、
切磋琢磨ができます!
我が息子も
「こんなすごい人がいたんだ!」
と、ものすごく勉強できる友達を目の当たりにして
刺激を受けています!
6年間を見通したカリキュラム
いわゆる「できる子」が集められているので
授業の進度は速いです。
公立の中学校には一定数
やる気のない生徒がいて、先生は
分からない生徒にも分かるように
丁寧にじっくりゆっくり教えないといけません。
できる子ができない子に教えることで
より賢くなるのも事実ですが、
公立中高一貫校だと
普通の中学以上の学習内容で
できる子同士が教え合い、さらに高め合う
事ができます。
我が子も、友だちと楽しく学習していました!
恵まれた学習環境
田舎の公立中高一貫校は市町村立ではなく
都道府県立
であることが多いです。
これの意味するところは
予算配分・教員が手厚い!
ということ。
たった40人1クラスの学年に
こんなに教員がいるの!?
というほどの教員がいます。
タブレットも田舎の学校なのに
1人1台与えられる環境です。
自分が生徒なら、是非行きたいです!
学費は高くない
公立中高一貫校は公立学校なので
学費はフツーに公立中学・高校と変わりません。
かかる費用は同じなのに環境が整っている
ということは、行けるなら行った方がいいですよね!
充実した部活は嬉しい誤算
息子にとってのおまけメリットは
中3の冬にも部活が継続してできた
ということです。
周りの中3生が受験勉強にいそしんでいる時にも
高校の先輩と一緒にバスケット部の活動に汗を流す息子。
学生生活を満喫しているなぁと感じました。
デメリット
ここまでいいことばかりを書いてきましたが、
よくないこともないではありません。
人間関係の固定化
息子の行った中高一貫校の中学部の定員は
40名の1クラス編成。
主要教科は2分割してやっていますが、
クラス替えは基本ありません。
つまり、人間関係が変わりにくく、
学級カーストはできやすいと言えます。
息子は社交的な性格で大きな問題なく過ごしていましたが、
中には居場所を見つけられず、
高校から別の学校に進学した例もありました。
金銭感覚がちょっと違う
どうしても、勉強ができる子どもの保護者は
社会的地位が高い職業の人が多いです。
子どものお小遣いもどうやら多い家が多く、
いわゆるフツーの家庭の子である
我が息子は学校外での付き合いには苦労していました。
より一般的な学校とは、感覚が異なるかもしれない
ということは知っておいていいと思います。
さいごに
息子はいわゆるフツーの子ですが、
将来の夢は宇宙飛行士。
宇宙飛行士になるためには
大学に行く必要があります。
どうせ大学進学が必要なら、
中高一貫校の方が良いと思い、
公立の中高一貫校に通いました。
結果(大学進学)はまだ出ていませんが、
今のところ、行って良かったと感じています。
公立中高一貫校に行こうか迷っている人の参考になれば幸いです。
人生は一度きり。
有意義な人生を送るために、
しっかり考え、進路を選んでいきましょう。
頑張って下さい!