
小学校高学年向けの本、『転んでも、大丈夫』の
- 簡単なあらすじ
- 読書感想文の書き方とヒント
を紹介します。
この『転んでも、大丈夫』という本は、スポーツ義足を作る第一人者である臼井二美男さんの書いたノンフィクションの物語です。
お子さんに読ませるだけではなく、ママやパパも読んでみても良いと思います!
「転んでも、大丈夫」作者の臼井二美男ってどんな人?
- 著者:臼井二美男
- 出版社:ポプラ社
臼井二美男さんは、義肢装具士で、スポーツ義足を作り始めた日本での第一人者。
- 生れた年:1955年
- 出身地:群馬県
義足を作り始めたのは1983年(28歳)からです。
スポーツ義足を作り始めたのは、1989年(34歳)から。
1991年(36歳)に陸上クラブ「ヘルスエンジェルス」を作り、
2000年(45歳)にはパラリンピック・シドニー大会へ、日本代表選手のために”メカニック”として一緒に行きました。
他には義足とファッションのコラボなど、義足を使う人々が自由に羽ばたけるための活動をしています。
「転んでも、大丈夫」主なあらすじとポイント
臼井さんは義肢装具士。
障害を持った方々の悩みに寄り添って、彼らの人生が豊かになるような義足を作ることを目指してきました。
臼井さんは、自分が目指す理想の社会に近ずくために、挑戦し続けるのです。
スポーツ用の義足に、こんなにドラマがあったなんて…
想像したこともなかったので、とっても勉強になりました!
この本を読んで読書感想文を書くなら、2つのポイントを意識しながら読むと良いですね。
- 臼井さんは「自分には何ができるのか?」と考え続けて、行動し続けたこと。
- 使う人の気持ちや悩みに寄り添うものを作ること。
臼井さんが自分以外の人のために、こんなに頑張れた理由を考えるのも良いですね。
目の前の仕事をこなすことだけではなく、「どんな社会になったら嬉しいか」という大きな視点でお仕事をされていることにも、注目できると良いですね。
「転んでも、大丈夫」読書感想文の書き方とヒント
『転んでも、大丈夫』の読書感想文の書き方の例として、ここで紹介する2つのことをポイントにすると、書きやすいですよ。
ポイント①「問題点は?あなたは何が出来る?」
臼井さんは、「誰もがやりたいことをできる社会になって欲しい」という願いを持っています。
- 今、やりたいことが出来ない人がいるのは、どうしてなのか考えてみる。
- あなたに出来ることは何か考えてみる。
ポイント②「臼井さんの生き方、自分の生き方」
- ただ作るだけではなく、使う人の気持ちに寄りそいながら義足を作る仕事について、あなたはどう思うのか書く。
- それは、自分がなりたいと思っている仕事と比べて、同じ所やちがう所を書く。
- 臼井さんの生き方で、真似したいところはありましたか?あれば、自分と比べながらまとめる。
- これから、自分が何を大事に生きていくか、決意を書く。
臼井さんは、義足を通して、困った人たちを笑顔にすることを喜びにして生きているんですね。
”誰かを笑顔にすることが自分の幸せ”という人生、こんな風に生きれたら…と思う大人が多そうです。
子供たちは臼井さんの生き方が、どんな風に見えたかな?
誰かを幸せにする生き方は、とてもキラキラしています。
まずは政治家の先生に読んでほしいかも。
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