
授業中にプリントやドリルをすると、児童が行列を作っていませんか?
児童たちは待ち時間に遊んでしまうし、お喋りを始めて教室全体がうるさくなってしまいます。
そんな時にオススメの授業効率化の方法を、解説します!
自習やワークの時間等、それぞれが時間内で無駄なく作業できるシステム

おはようございます。 ひかる先生、なんだか元気がないね。

そうなんです。 授業でプリントやドリルをやると、児童たちが行列を作ってしまって、騒がしくなるんです・・・。

行列かぁ。 児童に待ち時間があれば、どうしてもおしゃべりしてしまうね。

そうなんです。 それに授業中なのに待ち時間があるのももったいなくて…。

そう思っている人、たくさんいると思うよ。 そんなひかる先生には、私のアイデアを紹介しよう!
学校にも色んなところに潜んでいる無駄時間、待ち時間

ドリル時間で、先生の前で並んでいる教室、たくさんあるね。

そうなんですよ。あっという間に終わって先生の所に行く児童は並ばずにさっさと先生の丸をもらって好きなことしてるんですけど、ゆっくりな児童はたくさん待たなければならないんです。 どうにかならないものですかね?

多分どの先生も、一生懸命やっているんだけどね。 工夫すれば改善できる現象だね。

そうなんですね。例えばどんな方法がありますか?

例えば、出す課題を細切れにして、子ども一人あたりに欠ける時間を減らすとか。

それでも、列はできてしまいますよ?

そうだね。実は、とっておきの方法があるんだよね。

是非、教えて下さい!
教師も生徒も、時間一杯集中してそれぞれの課題をこなせるシステム

要するに、子どもに待ち時間なく、ずっと問題を解ければいい訳だね。

えぇ、そうすれば、無駄な時間はできませんね。

つまり、行列を作らせず、終わったプリントは提出させてしまえばいいんだよね。

まぁ、そうですけど・・・。終わった子はどうするんですか?

どんどん次のプリントに取り組んでいけばいいんだよ。 だんだん問題のレベルを上げていけば、それぞれのレベルにあった問題に取り組めるしね。

たしかに。でも、その間、先生はどうしているんですか?

もちろん、提出された順番に丸付けをしていくんだよ。

丸付けされたプリントに間違いがあったらどうするんですか?

丸付けされたプリントは、全部〇なら回収してしまう。
間違いがあったら、解いたプリントを提出しに来た子に配達してもらう。 配達されたプリントは、直してから再提出すれば、間違い直しもその時間内で終了させきる。

なるほど。そうすれば、忘れたころに間違い直しをさせられるより、よっぽど効果がありそうですね!

先生にとってもメリットがあるよ。 ドリル時間のうちに丸付けも全部終われる。 さらに、回収したプリントから子どもの間違いの傾向もしっかり把握できる。 つまり、今後の指導にも役立つんだよ。 実際にやる時に、プリントの難度を少しずつ上げることで、徐々に解くのに時間がかるものにするのが一番のコツだよ。 そうすれば、みんな集中して課題に取り組めるし、丸付けするプリントも増えすぎない(笑)

わぁ、先生にも、児童たちにもいい所がいっぱいですね! ぜひ、やってみたいです!

頑張る先生はたくさんいるし、このやり方を知った先生が広めてくれると、ぼくは信じてるよ。
教室のイメージはこちら
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最初のシステムづくりは面倒に感じるかもしれませんが、システムが出来上がってしまえば
先生も生徒たちもストレスが減るし、仕事がはかどって早く帰宅できるかも!?
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