
ここでは2017年の中学生の課題図書、「月はぼくらの宇宙港」の読書感想文の書き方のポイントや例を紹介します。
この「月はぼくらの宇宙港」は、現役の准教授が紹介する月の説明文です。ぜひ楽しんで呼んで欲しいです。
宇宙に興味ある人にもおすすめするのはもちろんですが、宇宙に興味ない人にとっては「知らなかったこと」が多くて、読書感想文を書きやすいですよ!
「月はぼくらの宇宙港」の作者とジャンル
著者・・・・佐伯 和人
出版社・・・新日本出版社
この「月はぼくらの宇宙港」は、身近な材料を使った実験も織り込みつつ、月についての過去の研究、今の研究、そしてこれからを分かりやすく解説した本です。読みやすくてお勧めですよ。
「月はぼくらの宇宙港」の主なあらすじとお話のポイント
月の探査と目的、宇宙開発、将来人類が月で生活するために必要なことなど。
作者の考えも併せて書かれています。
大学の先生が書いているだけあって、説得力は抜群です。
しかも、身近な材料を使った実験のコーナーがあり、科学者が必要な眼についても気づかせてくれます。
書かれている内容の実験を実際に試してみて、いかに自分が「見えているつもりで見えていなかったのか。」ということを経験し、それから自分の目指す将来と月のかかわりについてまとめるとよいでしょう。
どの分野であれ、月での生活に必要なこと、たくさんありますよね。
「月はぼくらの宇宙港」の感想文を書くポイント
ここでは例をあげて、読書感想文を書く時のポイントやアイデアをお伝えしていきます。
「月はぼくらの宇宙港」の感想文の例
例えば、こんな順番で書いてみよう。
①月について、自分が疑問に思っていたことをいくつか書きましょう。
例えば、なぜ、毎日見える場所が違うのか、とか、月のデコボコはなんで出来ているんだろうとか。
その疑問に思っていることがいくつも読むことで明らかになったという感動を書きましょう。
②書かれていたミニ実験を実際にやってみましょう。
お勧めは、ミニ実験コーナー(その3)「月を描いてみよう」です。
実際に書いてみると、いかに自分がよく見えていないか、そしてスケッチやメモをすることで注目するポイントがよくわかるかということが分かると思います。
それはつまり、メモの代わりに写真を撮るのは、悪くはないけれど、見えてない所がいくつもあるのだという自覚ができたはずです。
大切なことはスケッチしたりメモすることで深く考えられる科学の目を育てたいという意志を述べましょう。
③将来の夢と月開発との関わりを書きましょう。
あなた自身が将来こんな仕事をしたいと思っていることがあれば、その夢を語りましょう。
そして、あなたの夢と、月開発につながりがあるかどうかを考えてみましょう。
筆者は、どの分野でも宇宙開発につながっていると述べています。どうつながっているかをあなたなりのまとめ方で書くことができれば、それは素晴らしい読書感想文になるでしょう。
④まとめを書きましょう。
この本を読んだことで、自分の将来の夢と、宇宙に関わる仕事のつながりが見えて、より夢の実現を目指したくなったということが書かれていれば、とても良いまとめになりますよ。
最後に
月基地での生活、考えてみただけでもわくわくしますね!
月の引力は地球の引力の6分の1。
月でははしゃぎすぎて跳びはねないように、気をつけたいものです。^^;
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