
高校野球見て、球児をリスペクトしているTamakoです!
中でも大阪桐蔭高校の根尾昴(ねおあきら)くんがスゴイ!
野球もだけど、スキーも勉強もスバ抜けて優秀なんですね。
偏差値70とか。
野球の練習で高校生としては特別忙しいより忙しいはずなのに…根尾くんの勉強法が気になります!
根尾昴(ねおあきら)くんのDNA!っていうか遺伝的要素と環境
根尾昴くんはどんな家族に家族に囲まれてそだったのかというと・・・
- 両親は、揃って医師で、地元の診療所で働いてらっしゃる。
- 3歳年上のお兄さんは球児。現在地元国立大学の医学部在籍中。
- お姉さんは医学部看護科を卒業して、現在看護師として活躍中。
育った地元の環境は・・・
岐阜県の白川郷近くの山の中で育った根尾くんの通った小学校は、少人数。
おそらく、クラスメイト全員と幼馴染で、兄弟の延長のように小学校6年間を過ごしたのではないかと思います。
根尾くんの両親はそろって医師ですからね。
金銭的余裕もあったのでしょう。
スキー場も近い環境で、根尾くんが2歳の時からスキーをさせ、
小学校2年生からお兄さんの影響で始めた野球にも励んでいました。
地元が白川郷の近くってことは、雪のない季節は野球に励み、雪が積もればスキーに励む。
そして1年を通して勉強するのが当たり前な環境で育ったのかなぁと想像しました。
小学校時代の勉強法
根尾くんの両親は、特に「勉強しなさい」とは言わなかったそうです。
でも根尾くんにとって「勉強するのは当たり前」なこと。
生徒数の少ない地元小学校では、授業はマンツーマンに近くなり
細かい指導もしてもらえました。
他にも、友人同士で良い意味でライバル意識を持ち、切磋琢磨する気持ちで勉強に励むことができたそうです。
中学校時代の勉強法
根尾くんは、中学生の時に限りませんが、しっかり授業を聞きます。
男子の多くは、小学校高学年から中学生にかけて、反抗期を迎えて先生を小ばかにしたり、反発したりします。
で、反抗しながら聴いた授業内容なんて身につかないし、結果的に遠回りな勉強法をしてしまうことがあるのですが・・・
根尾くんには、無駄な時期は全くなかったようですね。
基本の勉強法は「授業をしっかり聞くこと」。
この「授業をしっかり聞く」という学ぶ姿勢を支えているのは
先生をリスペクトしていることが、とっても大きいように思います。
根尾くん曰く、
「先生は自分の知らないことを教えてくれる存在。
先生は授業で自分の言いたいことをしゃべっているのではなく、生徒たちに何を伝えるべきか、事前にしっかり考え抜いて授業という形で教えてくれている。
授業は、先生が生徒の知らないことを話してくれるのだから、どんな言葉も聞き漏らさず集中している。」
とのことなので、中学生の時から「授業」の本来の意味をよく知っていたんですね。
親の育て方が良いのは間違いないだろうし、根尾くんが生まれ持っている素直な生き方も素晴らしいです!
次に、授業を受けた後は・・・
その日のうちに、学んだことをノートにまとめ、整理する。
これ↑、やったら良いんだろうな~と思っていても
なかなかできないのがホントのところです。
私も、勉強会やセミナーの後、その日のうちに学んだことをまとめてアウトプットするって大変です。
時々ならできても、毎日できるかというと自信ないですねー。
だから根尾くんの精神力を心から尊敬します!
時には面倒だなー、今日は疲れたからもう寝たいなー、なんて思うこともあるだろうに。
以前、塾に行かずに東京大学に合格した女の子が
「勉強していてわからないことがあれば、その日のうちに解決できるようにしています。」
と言っていましたが、その日のうちに学んだことを整理した根尾くんの勉強法も、その女の子と同じようなものなんでしょうね。
その結果。中学生時代の根尾くんの成績は
オール5!
根尾くん本人は「オール5」を目指して勉強していたつもりはなく
どの教科にも手を抜かなかった結果、「オール5」という結果がついてきた、ということだそうです。
高校生になってから
高校生になった根尾くんには、まとまった時間と言えば就寝前の30分のみ。
だから勉強に充てられる時間は、その30分と、学校・グラウンド・学生寮の移動時間のみです。
野球部の寮がどこにあるのかわかりませんが、大阪桐蔭高校からグラウンドまでは、バスと徒歩合わせて30分以上時間がかかるはずなので、
この移動時間、バスの中で、歩きながら勉強しているのですね。
毎日机に向かってガッツリ勉強できるのは30分。
移動しながら勉強できるのは、約30分。
その他、寮と学校、グラウンドとの移動時間も含めて考えても、大学への進学を考えている高校生の勉強時間としては、かなり少ないです。
根尾くんは大学進学ではなく、プロ野球選手になることを夢見ているのですが
だから勉強はいいや~とはならない性格。
1日30分、集中して勉強することで、今までより短時間で集中する力が高まったと根尾くんは言っています。
勉強を通じて集中力が高まり、野球の練習中も、更に集中して練習して濃い時間を過ごせるようになりました。
そのおかげで時間た経つのが早く感じられるようになったとか・・・
そして、もともと根尾くんは上昇志向が強く、知識欲、好奇心も旺盛です。
知らなかったことを知ることができるのが嬉しくて
出来なかったことを出来るようになるのか嬉しい!という超素直な少年です。
自分の得意なことは、勉強・スポーツに関わらず、更に成長できるように努力し
苦手なことでは、どうしてもわからない・できないときも、理解できるように・できるように頑張って、克服していきます。
どんだけ素晴らしいんだ、根尾くんよ!
そんなリアル出木杉君、根尾くんを温かく見守る監督の言葉も印象的です。
根尾くんについて大阪桐蔭・西谷浩一監督は
西谷監督は、根尾くんの性格を
「何でも完璧にこなしたい性格」
だと言います。
野球も、勉強も、全てにおいて向上していこうとする根尾くん。
野球を言い訳に、成績が悪いというのは嫌だし。
勉強を頑張っているから、野球が下手なのも嫌。
簡単に言うと完璧主義なんだけど、監督から見ても根尾くんは、「本当に一切手を抜かない」学生なのだそうです。
だから身近にいる大人として、一切手を抜きたくない根尾くんの気持ちを認めてあげて
パンクしないように見守っています。
もう完全に良いサイクルにハマっていますねー。
では最後に、ここまで紹介した根尾昴(ねおあきら)くんの勉強方法をまとめます!
根尾昴(ねおあきら)くんの勉強方法まとめ
小学生時代の勉強方法は
- 勉強するのが当たり前
- 授業を熱心に聞く
- 友人とライバル意識を持って学ぶ
中学生時代の勉強方法は
- 先生をリスペクトする。
- どんな言葉も聞き漏らさない気持ちで授業を聞く。
- 学んだことをその日のうちに整理・まとめる。
高校生になってからの勉強法は
- 授業をしっかり聞く。
- 短時間(30分)でも集中して自主勉強する。
- 自分の得意なことを伸ばす。
- 自分の苦手なことは克服していく。
理想ですよね。
理想的な勉強法です。
ポイントは「集中」
特に大阪桐蔭の野球部は、全員学生寮だというし、チャラチャラ遊びに行く時間は全くありません。
時には息が詰まることもあるかもしれませんが、根尾くんみたいなタイプは
学ぶことや、自分の成長に一番ドーパミンが出るタイプだと思うので、自主的に頑張れるんですよね。
誰もが根尾くんみたいに頑張れるわけではないし
簡単に誰にでも真似できる勉強法でもないですよね。
ただ、人並外れて伸びる人っていうのは、出来るようになる過程も嫌々じゃなくて、
過去の「出来るようになって嬉しかった!」という体験を糧に、次の壁が出てきてもチャレンジし続けられるんでしょうね。
うーん、私も次の壁を超えるために、日々頑張ろう~!