日本人学校の教員募集と派遣までの流れ(2020年度の予想)

「日本人学校に赴任したいなぁ…」

と考えているあなた!

ランタンランタン

どれくらい多くの教員が日本人学校に派遣されるのか、知っておきたいですよね。

派遣までの流れも、ざっくりとでも掴んでおくと良いと思います!

2020年派遣予定だった先生がたのほとんどが足止めを余儀なくされるなど、

新型コロナウィルスの影響で大きく変わるかもしれませんが、

できることはできる限り進めましょう。

2020年4月時点では、実際に募集のアナウンスはありましたよ。

 

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▶︎【予想】2020年は何人採用される? ▶︎現役教員が派遣されるまでの流れ

 

 

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2020年に派遣される教員の数(予想)

文科省から派遣される教員の数は、おおよそ毎年500人弱です。

2020年度に募集される教員もおそらく500人程度のはずです。

派遣されている教員の数が1500人ぐらいなので、3年サイクルで入れ替わっていくからですね。

この数の中には

  • 現職一般教員
  • 現職管理職教員
  • シニア派遣(現職・管理職)教員

が含まれていて、都道府県ごとに、おおよそ割り当てられた人数が選ばれています。

 

ところで、現職の先生にはあと何年か、厳しい状況が続くかもしれません。

理由は今、団塊の世代が大量に退職しており、3つ目の

シニア派遣

で海外に赴任する先生方がたくさんいるからです。

2018年には、100名以上がシニア派遣でした。

シニア派遣の割合が多い状況はもう数年続きますが

団塊世代のシニア派遣の波が去った後は、現職教員の枠は大きく広がるはずです。

シニア派遣を希望される方で、日本人学校未経験の方も、

教諭枠にはたくさん採用されていますので、

行きたい気持ちのある方は是非応募してください!

ただし、管理職は経験者優遇のようです。

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2021年度(2022年度)に現職教員が派遣されるまでの流れ

では、派遣を希望する現職の先生が、めでたく派遣されるまでの流れを確認します。

おおよそ毎年同じ流れなので、2021年度募集もほぼ同じになるでしょう。

ランタンランタン

シニア募集についてもスケジュールは基本的に同じです。

①校長(管理職)に希望を伝える

4月に、各学校で管理職から

在外教育施設派遣教師の募集

についてのアナウンスがあります。

日本人学校勤務を希望する先生は校長に申し出てください。

 

文科省は毎年年度末に

各都道府県教育委員会教育長・都道府県知事あてに

在外教育施設派遣教師の推薦依頼

を出しています。

ですから手を挙げる権利は、きっとありますよ。

 

管理職の先生には

在外教育施設派遣教師推薦書

を記入してもらう必要があります。

ですから普段から熱意をもってチームワークを大切に職務をこなすことが大切です!

 

②都道府県の面接

校長の了解・推薦をもらい書類が通ったら

5月下旬~6月ごろに

都道府県教育委員会での面接

となります。

論文+面接

で選抜されるところが多いようです。

 

ちなみに派遣される学校の多くは

小中併設、しかも教員の数は限られている

ので、何でもマルチに教えられる

のをアピールしましょう!

 

③文部科学省の面接

都道府県教委の選考を通過したら、今度は文科省の面接です。

7月~8月に

文部科学省の面接

です。

これが最終関門です。

 

ここまでいったらもう

「天命を待つ」気持ちで、日常の業務をがんばりましょう。

 

④派遣者の内示

文科省の面接を無事通過し、派遣が決まった先生には

11月末~12月に

内示

があります。

1年待ちの場合は2月に連絡があるので

年末に連絡がなくても希望をもっていきましょう。

 

⑤派遣者研修

内示をもらった即派遣の先生は、赴任する国も決まります。

12月には行き先がわかります。そして

1月の

派遣者研修

で研修と引っ越しの準備を進めます。

けっこうバタバタですよ。

でも、希望に燃えているのでとても楽しい時間でもあります。

 

⑥引っ越し・派遣

派遣先の学校とも連絡を交わし、

出国の準備を着々と整え

4月上旬に

文科省から辞令をもらって出国

です。

 

派遣されたらすぐ仕事。

怒涛のような2年(か多くは3年)を過ごしていくことになります。

 

すべてが勉強になる、とても有意義な時間になること間違いなしです!

 

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派遣されるまでの流れ(シニア教員)

現職教員だけではなく、シニア枠で応募する先生もたくさんいます。

 

シニア派遣を希望される先生は、文科省に郵便で願書を出します。

シニア派遣については4月上旬に要項が文科省のホームページに要項が掲載されます。

「文部科学省」「在外教育施設シニア派遣教師募集要項」

で検索、様式をダウンロードし、

文科省に申し込みましょう。

大きな流れは上にまとめた現職教員の動きに準じます。

 

最後に

日本人学校での経験は、きっとその後のキャリアに生きます。

  • 日本人学校の教員は仕事に対する熱意は高い
  • 日本人学校の生徒は学力の高い子が多い
  • 日本人学校の保護者は社会の一線で働く人が多い

と、たくさんの刺激をもらえること間違いなしです!

 

現地での生活や配偶者の情報にまとめたページもありますので

興味がある人はぜひご覧ください。

 

日本人学校への赴任を考えている先生、

行ったらとても良い経験になりますよ!

頑張ってください!

 

新型コロナウィルスの影響で、2020年度は出国できていない教員が多数おり、

事態は流動的ですが、できること、できるだけ進めてくださいね。

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