ここでは「イクバルの闘い-世界一勇気ある少年-」のあらすじと結末

読書感想文の書き方を紹介しています。

内容は、今も世界のどこかに存在する「児童労働」を告発した少年の物語です。

日本に住んでいる自分たちの知らない世界、児童労働という現実にある問題を身近に感じさせてくれる良書なので、是非読書感想文にまとめましょう!

 

「イクバルの闘い」のあらすじと要点

パキスタンにある劣悪な環境のじゅうたん工場では、親の借金返済のために働かされる子どもたちがいました。

イクバルという少年は、工場を抜け出し、仲間たちを命がけで救います。

その後、ヒーローになったイクバルに待ち受けていたものとは、悲しい結末でした。

今、日本に住んでいると親の借金のせいで児童労働させられるなんて、考えられないですよね。

昔の丁稚奉公が「親の借金での児童労働」にあたる場合もあるかもしれませんが、丁稚奉公は職業訓練でもありましたから、同じようには考えちゃダメですね。

 

この物語のイクバルは、有能で勇気があって

今の状況に甘んじることなく

かといって、腐るでもなく

自らの未来を切り開くために戦う様は、まさにヒーロー。

 

でも正義が勝つわけじゃないってのが、現実の難しいところで。

児童労働とは違うけど、マララさんに起きたことが頭をよぎりました。

 

結局、イクバルはマララさんみたいに助かることなく・・・

涙で前が見えません。

 

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「イクバルの闘い」の主な登場人物

ファティマ

じゅうたん工場で働く10歳の少女。この物語の「語り」役。

親の借金返済のために売られ、働いている。

教育は受けていないので、字は読めない。

 

イクバル・マシー

他の工場から売られてきた少年。じゅうたんを織る技術は素晴らしいが、主人には反抗的で、脱出の機会を狙っている。

脱出に成功した後は、児童労働解放戦線のメンバーとして活躍する。

 

フセイン・カーン

ファティマやイクバルの働くじゅうたん工場の主人。

いうことを聞かない子どもには鎖をつけて仕事をさせたり、お仕置きのために暗い部屋に閉じ込めたりする。

 

イーサン・カーン

児童労働解放戦線のリーダー。

街角で児童労働をなくすように盛んに演説をしている。

イクバル達を助けだし、たくさんの子供たちを親の元に返す活動をしている。

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「イクバルの闘い」の読書感想文のアイデア

何だか、今の日本の自分たちとは縁がないようなお話だと思った人もいるかもしれません。

でも実は、児童労働が関わっている製品は私たちの身の回りにたくさんあるようです。

例えばコットン製品。

授粉や収穫の時にたくさんの子どもが働かされているという現実はまだまだ残っています。

今も児童労働で働かされている子どもは世界に1億5千万人以上、つまり日本の人口より多いんですよ。

あなた自身の環境と比べて、自分はどう生きるべきかを考えるきっかけになるといいですね。

ということで、読書感想文のテーマをいくつか考えてみました。

  • 児童労働の実態を調べ、自分の生活と比べて、今後の自分の生き方を考える。
  • 自分の将来の夢と、イクバルの夢について。
  • 児童労働の意味、将来性について、教育と絡めて考える。

等々ですが、「イクバルの闘い」の本から離れて、世界の児童労働の現実もリサーチすると、より良い感想文になるでしょう。

 

「イクバルの闘い」の児童労働についての知識を広める情報

ヒントになりそうなページをいくつか紹介しておきますね。

 

ILO「国際労働機関」のページ

児童労働の定義と現状がまとめられています。

ざっくりとした大枠を知るには良いページですよ。

GARDEN jounalismのページ

世界の現状と、日本の現状、どんな人が解決に向けて頑張っているかがわかります。

 

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「イクバルの闘い」の読書感想文の流れの例

「イクバルの闘い」を読書感想文にする流れの例を考えました。

大切なのは、読んだことを、自分自身の経験や考えに、以下に絡めるかということです!

あなただけの話は、あなたにしかできないので、読者は興味を持って読んでくれますからね。

 

まずは、あなた自身の生活をまとめましょう。

あなた自身の普段の1日を書きだしに使いましょう。

私は、朝、〇時に起きる。自分で起きる時もあるが、△に起こされ、ベッドから這い出し、朝ご飯を食べる。

朝ご飯は◇が用意してくれたもので、いつも・・・。

自分以外の誰かが関わっていることや、あなたが「愛されている」「世話されている」「大切にされている」雰囲気を感じさせられるといいですね。

 

「イクバルの闘い」のファティマやイクバルの生活をまとめましょう。

ファティマやイクバルの生活をまとめましょう。

私の生活に比べると、ファティマやイクバルの生活は大変過酷だ。早朝から起こされ、レンズ豆のスープ程度の朝ご飯。食べたらすぐにじゅうたん織りの仕事を1日中行う。工場から外に出られないし、もちろん教育だって受けられない。

あなたの生活と対比することで、イクバル達がいかに厳しい環境に置かれているかが伝わります。

 

あなたとファティマやイクバルの環境の違いと原因を考えましょう。

あなたとファティマやイクバルとの違いの理由をまとめましょう。

私は日本のいわゆる普通の家に生まれたから、わりとのんきに生きている。親が働き、私たちを養う収入があるから、外で働くことなく生活しているし、学校に通うことができている。しかし、ファティマやイクバルの家は貧しく、大人の稼ぎだけでは生活できないので、子どもを仕事に出したり、借金の代償として手放したりするしかなかったのだ。貧困や貧富の差がファティマやイクバルの様な子供たちを作りだしていると言える。

キーワードとして、教育、収入、貧富の差、貧困が入れられると、大きな話に持って生きやすいでしょう。

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現在、世界でどれぐらいの子供が児童労働で働かされているのかをまとめましょう。

一旦、物語から離れ、世界に目を向けて、あなた自身の視野が広がったことをアピールしましょう。

この本をきっかけに、私は児童労働について少し調べてみた。ILO(国際労働機関)の資料によると、現在でも世界のどこかで1億5千万人以上の子どもたちが、児童労働で働かされているということだ。主に農業分野が多いようだが、たくさんの子どもたちが劣悪な環境で、将来の夢もなく働かされている現実を知り、私はショックを受けた。

ということを、あなた自身の正直な気持ちを書きましょう。

 

児童労働で働かされる子どもから予想されることをまとめましょう。

では、児童労働で働く子どもの将来についてはどうかを考えましょう。

児童労働で働く子どもたちは、教育の権利を奪われている。例えば満足に字が読めなかったり計算ができなかったりしたままで、大人になるということだ。必ずそうなる訳ではないが、今の世の中は、字が読めないと収入の高い仕事に就くことは難しい。そして、低賃金の仕事で生きていくということは、その人が大人になり子どもが生まれた時、再び子どもが児童労働者として売られたり引きとられたりすることにつながってしまう可能性がある。つまり負の連鎖が続いてしまうということだ。このような状況は、何としても解決していくべきことだし、それがこれからの世界の発展にもつながるだろう。

と、これからの世の中についても思いをはせましょう。

 

あなた自身の将来の夢が実現するために必要なことを考え、教育の大切さに気づきましょう。

再び、自分のことに戻り、自分の夢と、世界の発展をつなげましょう。

私には将来、〇〇という夢がある。〇〇という職業を通して、世界に・・・という形で貢献していきたいと考えている。だから私は今、こんな勉強をしている。児童労働で働く子どもたちが減るということは、私と同じように、将来の夢を語れる子どもが増えるということだ。夢の実現のためには、やはり教育が大切だと私は考える。

と、自分の考えと、夢を持ち実現するための教育の大切さを訴えましょう。

 

「イクバルの闘い」を読んで視野が広がったことを述べ、読書感想文をまとめましょう。

最後のまとめです。あなた自身が児童労働をなくす活動に参加するかどうかはわかりませんが、より良い世の中を作るためにできることを考えましょう。また、「イクバルの闘い」を読んで、視野が広がったことをまとめましょう。

児童労働をなくすための活動をしている人はたくさんいる。私はそのような活動に対して・・・と思っている。「イクバルの闘い」は、今の世の中の現実をあまり知らない私に児童労働の存在を教えてくれた。これからも様々な本と出会い、知見を広めていきたい。

と、自分が成長できたことをまとめ、読書感想文を仕上げましょう。

 

「イクバルの闘い」の作者について

「イクバルの闘い」はイタリア人作家のフランシスコ・ダダモさんの作品です。

フランシスコ・ダダモさんは「見捨てられたような場所でくらし、事件を起こしでもしないかぎり、存在すら忘れられている子どもたち」をテーマとした作品をいくつも書かれているそうです。この「イクバルの闘い」も「存在すら忘れられている子ども」がテーマですね。

日本語に翻訳されたのは2004年ですが、新装版が発行された2019年になっても、作品の訴えるメッセージはまったく色あせていませんね。

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最後に

読書は、知らない世界を教えてくれ、あなたの視野を広げてくれます。

「イクバルの闘い」は私たちに児童労働の現実を教えてくれた、素晴らしい本でした。

これからもいろんな本を読んで、あなたの世界を広げて下さい!

そして、世界のより良い発展のために、がんばる人になることを祈っています。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

納得できる感想文に書き上がることを、願っています!

 

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