
数学で図形などの問題を解いている時、
なんで原点はOやねん!?
と思ったこと、ありますよね?
そこで、中学数学で出てくるアルファベットをまとめてみました!
英単語の勉強にもなるし、いいこといっぱいです!
基本は英単語の頭文字
日本語の表現でも、「長い・面倒くさい」物は省略して書くことがありますね。
例えば
(株)と書いたら「株式会社」だってわかりますね。
♡(ハート)があれば「好き」ということも伝わります。
UNはUnited Nations(国際連合)の頭文字を取った物ですね。
世の中には
決まり事を作って略称で表したものがたくさんあるのです。
数学の世界も同様で、アルファベット一文字や記号で色々省略しています。
では、略称で定着しているアルファベットを紹介します。
そのまま英単語の勉強にもなりますよ!
円の学習で出てくるOはOrijin
Origin(オリジン)は、普段は起源と訳されることがありますね。
「そこからスタート」という意味ですね。
コンパスで円を描く時は針をさす所です。
独創的だ!という意味のoriginal(オリジナル)も
「そこが最初(オンリーワン)」という意味で
日本でも使われていますね。
円の半径rはRadius
Radius(ラディウス)は、普段の生活ではなじみの薄い単語ですね。
でも、道路や線路にも「R=〇〇」と表示があるので探してみてください!
大雑把に言うと「このカーブの半径は〇〇mぐらいですよ。」ということです。
Rが小さいほど、急カーブとなる訳ですね。
面積のSはSurface
Surface(サーフェス)には表面という意味もあります!
テニスで、サーフェスは「芝」とか「クレー」とか言っているのを
聞いたことありませんか?
ところで、マイクロソフトのタブレットの名前もSurfaceですね。
体積のVはVolume
Volume(ボリューム)は日本語で定着している使い方があります。
「ボリューム」はテレビなどの「音量」で使っています。
つまり「量」をあらわす単語の頭文字なんです。
他にも、何かのシリーズもので「Vol.5(第5巻)」ということもあります。
Volumeという言葉はもともとラテン語の「巻物」という意味のようです。
ということは、第〇巻という使い方が一番元の意味に近いですね。
点PはPoint
Point(ポイント)はつまり「点」のことです。
すっかり日本語でもおなじみの言葉の頭文字でした!
授業でも「この学習のポイントは・・・」と言いますが、
一番大事な「点」の意味だったのですね。
長さのlはlength
長さを意味する単語length(レングス)の頭文字でした。
服屋さんに行った時にズボンの長さで目にすることがありますね。
高さのhはhight
高さを意味する単語hight(ハイト)の頭文字ですね。
ところで、家電製品のカタログを見た時
w×d×hと書かれていることがありますが、これは
wはwide(ワイド・幅) dはdepth(デプス・奥行き・深さ) hはhight(ハイト・高さ)
を略したものです。
自然数nはnatural number
natural(ナチュラス)は日本語でも自然という意味でよく使いますね。
自然という意味のナチュラルのnだったとは・・・。
普段使っている言葉も意外とあなどれません!
さいごに
数学で使われるアルファベットは他にもありますが、
調べてみるとわりと基本的な英単語の頭文字が使われていることが分かりました。
略称ではなく正式な単語を知っておくと、
やっていることの意味がより深く理解できます。
他のアルファベットが出てきた時にも、是非調べてみてください!
ちなみに未知数xのxは、ギリシャ語のχ(カイ)が元になっているようですよ。